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白内障の主な原因は加齢によるもので、50歳前後からだんだん症状を自覚する方が増えます。
60歳代で70%、70歳以上になるとほぼ100%が白内障になるといわれています。
白内障は目の中の水晶体が濁ってしまう病気です。水晶体はピントを合わせるためのレンズの役割をもっており、水晶体が少しずつ濁っていくことで視界がかすんだり眩しさが増すなどの症状が出現します。
白内障の進行を抑制するために用います。点眼では白内障の症状を改善したり、視力を回復させることはできません。
白内障が原因で生じている症状や視力を改善させるためには手術が必要です。
患者様の病状、日常生活にどの程度ご不便が生じているか等をお聞きしながら、患者様に適切な治療方針、手術のタイミング等を決定させていただいております。
手術にかかる時間も10-20分程度で、麻酔も局所麻酔によってほとんど痛みはありません。
患者様のご不安やご負担を出来る限り軽減する手術を心がけています。
手術翌日から、ほとんどいつもと同じ日常生活に戻ることが可能ですので、時間的にも経済的にも余裕をもって手術を受けることができます。
また、高水準の手術装置、環境を整え、執刀経験豊富な眼科専門医が担当いたしますので安心してご相談いただけます。
患者様の眼の状態やお体の健康状態についてお伺いします。
白内障の有無、症状の進行具合など確認します。
手術に必要な精密検査を行います。また手術日も決定します。
移植する眼内レンズの決定、最終確認を行います。
手術日の3日前から抗菌の目薬をさします。
手術は手術は片眼10~15分ほどで終了します。(白内障の進行具合によって時間は変動します)
手術後、体調が落ち着きましたら、お付き添いの方と一緒に帰宅していただきます。
日帰り手術は、比較的自由に日常生活をすることができます。
しかし感染症など術後合併症が起こる可能性もありえます。
術後の注意事項はスタッフよりご説明させていただきますので、順守していただきますようお願いいたします。
単焦点眼内レンズは通常の健康保険の適応範囲です。
眼内レンズの種類にもよりますので、詳細は医師・スタッフにお尋ねください。
多焦点眼内レンズを使用する白内障手術を受ける場合、当院では選定療養として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。
多焦点眼内レンズの種類 | 金額 |
---|---|
Clareon PanOptix トリフォーカル | 300,000円 |
Clareon PanOptix トリフォーカル乱視用 | 330,000円 |
テクニス シナジー | 300,000円 |
テクニス シナジー乱視用 | 330,000円 |
テクニス シンフォニー | 220,000円 |
テクニス シンフォニー乱視用 | 230,000円 |
選定療養とは、患者さんご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。令和2年4月より、術後の眼鏡装用率の軽減を目的とした多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。
当院は多焦点眼内レンズの白内障手術を行う医療機関として届出をしています。
多焦点眼内レンズの対象となる患者様には診察時に詳細をご説明致します。
患者の皆様には、ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
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